ブロックチェーンゲームについて調べていると、『Dapps(ダップス)』という単語をよく見かけます。
この記事ではDappsとは何か?を解説します。
Dapps(ダップス)とは
Dapps(ダップス)は、Decentralized Applicationsの略語で、『非中央集権の分散型アプリケーション』のことを言います。
イーサリアムのプラットフォーム上で開発されていて、ゲームに使われることが多いです🎮
Dappsを利用したゲームのことを「Dappsゲーム」と呼びますが、Dappsゲームは中央集権的な「運営」が存在するソーシャルゲームとは違って、ネットワーク上の参加者全員により管理されています。
通常だと運営者の都合によりサービスが止まってしまったりすることもありますが、そういった影響を受けることなくゲームをプレイすることができるんです。
Dappsの定義
上記の4つを守りながら開発したゲームが「Dappsゲーム」ということになりますが、 実際には上記の情報を公開していないサービスが多いのが現実です。
Dappsゲームはブロックチェーン上で開発されているので、ブロックチェーンゲームとも呼ばれています。
一般的なソーシャルゲームとの違いは、Dappsゲーム内のキャラクターやアイテムはトークンでできているので、個人の資産として管理したり売買ができるという点です。
簡単にまとめると、「ゲーム内の資産=現実世界の資産」というわけです。
ゲームを通して、実際のお金を増やすこともできます。
最近は、ブロックチェーンゲーマーと呼ばれる人達も現れ、Dappsゲーム界を盛り上げています。
多くの人がDappsゲームに興味を示し始めたきっかけとなったのが、先日紹介した『CryptoKitties(クリプトキティーズ)』。
CryptoKittiesについてはこちらの記事で紹介しているので、興味のある方は見てみてください。
temp37dot4.hatenablog.com
日本国内では、2018年6月18日に『くりぷ豚』がリリースされ、日本国内で初めてDappsゲームが誕生しました!
くりぷ豚は、Dappsでは世界初となる3Dによるフルモデリングされたゲームということもあり、海外で開発しているデベロッパーの間でも話題になりました。
Dappsにおすすめのウォレット
Dappsゲームはイーサリアムのブロックチェーン上にあるので、ゲームを行うためにはイーサリアム用のウォレットが必要になります。
おすすめは、キツネが特徴的な「METAMASK(メタマスク)」です。
METAMASKについてはこちらの記事で紹介しているので、見てみてくださいね。
temp37dot4.hatenablog.com
国内取引所でイーサリアムを購入し、METAMASKへの送金が終わったらDappsゲームを始める準備の完了です!★
まとめ
2018年に日本で初めてDappsゲームが誕生してから、少しずつ盛り上がりを見せてきているDappsゲーム市場。
実際にイーサリアムを用意する必要があるので、最初に少し手間がかかってしまいますが、これまでのゲームとは異なり、ゲームを通してお金を増やすことができるのは嬉しいですよね。
今後のDappsゲーム市場に期待です!