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国内の暗号資産(仮想通貨)取引所の動向や海外の新しいサービスについてまとめています。

暗号資産(仮想通貨)取引は未成年でもできる?【2020年10月時点】

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「暗号資産(仮想通貨)に興味がある・暗号資産(仮想通貨)取引を始めてみたい」という高校生や就職して社会に出た人、大学生もいると思います。
でも、一昔前に比べて未成年者が金融関連の口座を開設するのは厳しくなっているのが現状です。
そこで今回は未成年者でも利用できる暗号資産(仮想通貨)取引所について調べてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

暗号資産(仮想通貨)取引は未成年でもできるの?

結論から言うと、未成年者でも仮想通貨取引はできます。
ただし、口座開設ができる取引所が限られていたり、親権者の同意書が必要だったりと、制限があります。

未成年でも口座開設できる取引所は?

国内取引所では、下記の2つの取引所で口座開設をすることができます。※2020年10月時点

過去には、CoincheckbitFlyerなどの大手取引所でも未成年者の口座開設が可能でしたが、現在は20歳未満の未成年者には口座開設を認めない取引所が多いみたいです。

また、海外取引所では、本人確認書類の提出が不要なことが多いので未成年者でも利用できますが、日本語対応していなかったりサポート面で不安なことも多いので、初心者の方にはあまりおすすめできません。
まずは、国内取引所での取引を始めてみることをおすすめします。

www.btcbox.co.jp

www.okcoin.jp

どんな手続きが必要なの?

未成年者が口座開設する場合は、通常の本人確認+親権者の同意書が必要となるので、保護者に相談した上で手続きを進めることが必要です。

  • 親権者の同意書

各取引所にて専用のテンプレートが用意されています。
  ダウンロード後、保護者に必要事項を記入してもらいましょう。

  • 未成年者と保護者の関係を示す書類

 「住民票」「戸籍謄本」の提出が必要です。

その他、保護者の本人確認書類の提出が必要な場合もあります。
各取引所のルールに沿って口座開設を行ってくださいね。  

まとめ

暗号資産(仮想通貨)取引は未成年者でも行うことができます!
ただし、仮想通貨は変動が激しいので損をしてしまう可能性も高いです。
家族に迷惑をかけてしまった...というようなことがないよう、あらかじめ保護者とよく相談の上、仮想通貨取引を始めましょう。

 


  《暗号資産を利用する際の注意点》

  ○ 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。

  ○ 暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。

  ○ 暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。利用する際は登録を受けた事業者か金融庁・財務局のホームページで確認してください。

  ○ 暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているかを含め、取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について、利用しようとする事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。

  ○ 暗号資産や詐欺的なコインに関する相談が増えています。暗号資産の持つ話題性を利用したり、暗号資産交換業の導入に便乗したりする詐欺や悪質商法にご注意ください。